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ANAホテルズ オトコのWebマガジン ダンディラボ
Vol.1 ダンディ・クリスマス Vol.2 セクシーヒップを手に入れろ Vol.3 語らないワイン選び Vol.4 ヒーロー・ダンディズム ANAホテルズ オトコのWebマガジン ダンディラボ

語らないワイン選び

語らないワイン選び_1ダンディを目指すオトコにとって、してはならないことはいくつかある。中でも、何より厳禁なのが「知ったかぶり」だ。盛り上がる話にうわべだけの知識で乗っていき「え、それ何か違いませんか?」と指摘されてしまう瞬間は、当事者はもちろん、周りにいただけでも、これほどいたたまれない状況もない。
「分からないことがある」ということは確かに恥ずかしいことかもしれない。だが、ギリシャの哲学者ソクラテスが言った「無知の知」という言葉があるが、自分が無知であることを知ることは、決して恥ずかしいことではないのである。自分のフィールド外のことに関して無理に取り繕わず、自分の知らぬ知識を持つ相手を素直に尊敬し、時には協力を頼み味方にする。そんな態度こそ、余裕と誠意を持ったダンディとしてのあるべき姿なのだ。



語らないワイン選び_2そして、この原則をいつもより意識してもらいたいのが「ワイン」。今年は11月15日にボジョレーが解禁されることもあり、知れば知るほど奥が深いワインの魅力を伝えようと語り出したくなることも多いだろう。だが、テーブルを囲む多くの人がワインに関するウンチクを聞くとき、そこには無言の、だが決してないがしろにしてはならない問いがある。

「で、結局美味しいワインはどれなの?」

レストランでパートナーと共に席を持った時、ワインの知識は、語るためにあるのではない。美味しいワインを選ぶためにある。
知識を持ったあなたの役割は「いかにこの場に相応しいワインを選ぶか」にある。
だが、クリスマスのこの時期、ディナーでワインをオーダーする際に、19××年のメルローは重いからな…などと語ること自体が無粋だ。ならばスマートな作法とはいかなるものだろうか。



語らないワイン選び_3その答は簡単、ソムリエに聞くのがいい。例えば「このコースを頼んだのだが、料理に合うワインを選んでほしい」と相談してみよう。ムリエがその料理をヒントにいくつかの候補を選択してくれる。そこでさりげなく、自分の好みを伝えてみよう。好みを難しく考えることはない。「甘口が好み」「辛口がいい」という程度のヒントがあれば、好みのワインに似通った風味のものを探し出してくれるだろう。

自分の好みをソムリエに伝える、こんなやり取りは決してウンチクを披露したり、知ったかぶりでもない。むしろこのようなソムリエとの会話そのものがアペリティフ(前菜)となって、クリスマスディナーへの期待感を盛り上げてくれる。
これこそ、自分の中に蓄積した知識を活かして、パートナーをもてなし、ムードを高める最高のワイン楽しむ、ダンディなテクニックと言えるだろう。



語らないワイン選び_4最後に、次のワイン選びを楽しくするポイントをひとつ。美味しいワインに出合ったら、銘柄と味の印象を手帳にメモしておこう。次に選ぶ時に手帳を見返し、また新しい銘柄とコメントを残しておく。後から見返せば、「この産地のワインはいつも『美味しい』と書いているな…」「辛口の時はコメントが多い」など、その時は気づかなかった自分の好みが段々と分かってくるはずだ。



いよいよ次週は、本ブログの最終回。「ダンディな男とは何か」と問いかけ、立ち居振る舞いから気持ちのありよう、体のメンテナンスまで、ダンディたる紳士になるための道のりを辿ってきたこのブログの集大成にふさわしく、ダンディズムを学ぶ最高のお手本となる男たちを紹介しよう。


コメント(1) | トラックバック(0) | カテゴリ:美食の愉しみ
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コメント
迷わず長島さんを選びます!
今までの壮絶な野球人生をじっくり聞いてみたいです。
またあの優しい人柄も魅力。
投稿者 ダンディ 2007/11/12 12:07
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